腸内フローラとは? 腸内環境を改善するとどうなる?

腸内フローラ、よく耳にするようになりましたよね。

腸内フローラって何なのかということですが、これは僕たちの体が健康であるためにすごく重要なものであります。

今は研究が進んで、腸内フローラが体の色んな面で影響を与えていることが分かっています。

では、その腸内フローラとは?そしてどういった影響を僕たちの体に与えてくれてるのかを紹介します。

腸内フローラは細菌の花畑

腸内フローラ

人間には大きく分けて小腸・大腸とあり、全長7~9メートルあります。

長いですよねー、体の5~6倍もあるんですよ。

その長い腸の中に細菌が住み着いてます。腸内細菌です。

腸内細菌の種類は500~1000種類、数にして約100兆~1000兆個もの細菌が僕たちの腸内で暮らしています。

この腸内細菌たちは、腸の中でバラバラに住み着いてるのではなくて、種類ごとに固まって住み着いてるんです。

この様子が、種類ごとに群生して咲く花畑のように見えることから、腸内フローラと呼ばれてるんですね。

フローラとは「花畑」のことなんです。

また、叢(くさむら)という言葉を使った、腸内細菌叢(ちょうないさいきんそう)とも呼ばれています。

なぜ腸内フローラが注目されているのか

研究者

腸内フローラは僕たち個人レベルでも、色んな分野の研究者の中でもとても注目されています。

その背景には、腸内フローラがあらゆる面で僕たちの体に関係していることが分かってきたからなんです。

例えば、「デブ菌」「やせ菌」とあだ名をつけられている腸内細菌があります。

これは、太っている人に多い菌と痩せている人に多い菌です。

つまり太っている人と痩せている人では腸内フローラの傾向が違うということなんですね。

 

こんな実験も行われています。

太っているマウスの腸内細菌と、普通のマウスの腸内細菌を、それぞれ無菌のマウスに移植します。

すると、太っているマウスの腸内細菌を移植されたマウスの方が体脂肪が増えました。

これは人間を対象にも実験が行われています。

太っている人の便を移植された人が急に太ってしまったそうです。

「太りやすい体質」の人と「太りにくい体質」の人がいますよね。

その違いは腸内環境、つまり腸内フローラにあったんです。

 

こういった体質だけでなく、ほかにも腸内フローラが関係していることが分かっています。

ストレスに対する感受性、うつ病、ガン、糖尿病、血管に関する病気、肌荒れやシワ、アレルギーなどにも関係しています。

 

マウスの実験では、性格までが腸内フローラによって影響されていることが実証されているようです。

良い腸内フローラとは?

腸内の善玉菌、悪玉菌、日和見菌

腸内フローラが僕たちの体の色んな健康面に影響しています。

では、どういった腸内フローラが良いのかです。

善玉菌と悪玉菌と日和見菌

腸内フローラは3つの細菌に分類されています。

「善玉菌」「悪玉菌」「日和見菌(ひよりみきん)」

それぞれの特徴は、

善玉菌 その名の通り、体にとって良い細菌。ビフィズス菌、乳酸菌が善玉菌の代表とされています。

  • 腸内を賛成に保ち、悪玉菌を抑える
  • 腸のぜん動運動を活発にし、病原菌を撃退
  • 免疫力を上げる
  • 消化吸収を助ける
  • ビタミンを作る
悪玉菌 こちらもその名の通り体に悪影響を及ぼす細菌です。「ウェルシュ菌」「大腸菌」が代表とされています。

  • 腸内をアルカリ性に傾あせる
  • 腸内のたんぱく質や脂肪を腐敗させる
  • 悪臭のある物質をつくる
  • 発がん性物質など、有害な物質をつくる
日和見菌 善玉菌にも悪玉菌にも味方する、良い顔しいの細菌です。

善玉菌が優勢なときは善玉菌の、悪玉菌が優勢なら悪玉菌の味方をしてしまいます。

これら3つの腸内細菌のバランスには理想の割合があります。

善玉菌と悪玉菌と日和見菌のバランス

理想のバランスは、

「(善玉菌)2:(悪玉菌)1:(日和見菌)7

「2:1:7」です。

 

日和見菌が一番多いですが、善玉菌が悪玉菌より多いことで、日和見菌は善玉菌の味方となってくれます。

腸内フローラが上記の割合であれば、調子がよく、悪玉菌が善玉菌より多いと調子が悪いのです。

分かりやすいのが便です。

下痢や、便秘、キツイ臭いなどの場合はバランスが崩れているってことですね。

腸内細菌の多様性

良い腸内フローラのもう一つのポイントは、細菌の種類数と総数です。

腸内細菌の種類も量も多いほうがいいと言われています。

糖尿病やガンなどの病気になると、腸内細菌の多様性が低下することが報告されているそうです。

つまり、病気であれば多様性が低下してしまうので、普段から色んな腸内細菌を沢山持っていることが病気の時に、腸が対応ができるということでしょう。

善玉菌も悪玉菌も日和見菌もそれぞれ助け合いながら腸内で暮らしています。

一つの社会のようになっていて、いろんな種類の細菌が多くいたほうがバランスが良くなり、パフォーマンスもあがります。

腸内フローラのバランスが整ってるとどうなるのか

色んな臓器

腸内フローラの理想的なバランスが「(善玉菌)2:(悪玉菌)1:(日和見菌)7」だとお伝えしました。

では、具体的に良い腸内フローラであると、僕たちの体にどういった良い効果があるのかを紹介します。

  • 便秘の解消
  • 糖尿病やガンなどの病気の予防となる
  • 血管に関する病気(動脈硬化)になりにくくなる。高血圧による、心筋梗塞や脳卒中です。
  • 肌が綺麗になる
  • クサイおなら、体臭、口臭がしなくなってくる
  • 肥満体質の改善

など

他にもアトピーやアレルギーにも効果があると言われていますし、上げれば限がないくらいいろんな面で影響があります。

ですので、腸内フローラを改善することが僕たちの体を、内面的にも外面的にも健康的にすることになります。

幸せな6人家族
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