「禁煙」や「生活の乱れ」で太る理由は腸内細菌にあった。

体重計に乗り、青ざめる女性

腸内細菌には「デブ菌」と呼ばれるものと、「やせ菌」と呼ばれるものがあります。

簡単に説明しますと、肥満の人には少なく、痩せている人には多い腸内細菌があるんです。

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今回は、太る原因として耳にする、禁煙と生活の乱れが腸内細菌と関係しているという話です。

禁煙すると本当に太るのか?

禁煙マーク

「禁煙したら太った」

という話をたまに聞きますよね。またその逆も聞いたことがあります。

「タバコを吸うと痩せてしまうから禁煙した」

 

禁煙したら太る理由として、

「食べ物がおいしく感じられるようになって食べ過ぎる」

「口寂しくて間食してしまう」

などが聞かれますが、食事量が変わっていなくても太ったという人もいるんです。

 

調査の結果、禁煙後に太る人は確かにいることは分かっています。

その理由として腸内細菌が関わっているんではないかと分かってきたようです。

禁煙すると腸内で起こる変化

禁煙をすると、ファーミキューテス門の腸内細菌が増えて、バクテロイーデス門の腸内細菌が減るという研究結果があります。

先ほどお話しした、デブ菌とやせ菌です。

  • 「デブ菌」:ファーミキューテス門
  • 「やせ菌」:バクテロイーデス門 ※バクテロイデス属は仲間です。

つまり、禁煙をすることで太りやすい腸内フローラへとなったんです。

ちょっと解せないですよね。

身体に悪いタバコを禁煙したのに、腸内フローラが乱れて肥満になってしまうなんて。

でもこれは、腸内フローラが乱れたのではなく、正常になったと考えるべきなんです。

なぜなら、禁煙した人の腸内フローラは多様性が上がったという報告があります。

「多様性」は、状態のいい健康な腸内フローラの重要なポイントです。

健康な人と病気の人の腸内フローラの違いは「多様性」

腸内細菌のもう一つの仕事

腸内細菌は様々な働きがあり、僕たちの身体にとっていろいろな恩恵を与えてくれます。

そんな腸内細菌の大事な仕事がもう一つあります。

食べ物を分解して、吸収することです。

 

タバコを吸っていた人は、腸内フローラのバランスが崩れていて、”食べ物の分解・吸収”の機能が正常に働いていなかった可能性があるんです。

そのため、禁煙したことで”食べ物の分解・吸収”の機能が正常になり、禁煙前と食事量が同じでも、エネルギー吸収が良くなり太った。

 

禁煙して太ったのであれば、腸内フローラが整ってきた証拠だと捉えて、次は「デブ菌」「やせ菌」のバランスを改善できるようにできるといいですよね。

 

タバコは色んな面で体には毒ですし、腸内フローラにも悪影響です。

腸内フローラの調子が悪ければ色んな病気に繋がってしまいます。

「太るから禁煙はしない」なんてことは何のいいこともないんです。

腸内フローラを整えて「飢餓」と「肥満」から救う

栄養失調な女性

腸内フローラが整っていると、太るのか痩せるのかどちらなんでしょうか。

もちろん両方なんです。

状況によって太ることが良いときもあれば、痩せることがいいときもあります。

栄養失調の子供はやはり腸内フローラの状態が悪いです。
正常にして太ることが必要ですよね。

逆に太っている人も腸内フローラの状態が悪く、正常にして痩せることが必要です。

 

腸内フローラをバランスよく保つことで「飢餓」からも「肥満」からも身体を守ることが出来るんです。

良いやせ方、良い太り方をしましょう。

生活の乱れや夜更かしで腸内細菌が時差ボケすると太る?

ボケーとする少年

腸内細菌が時差ボケして太るという研究結果があります。

生活の乱れや、睡眠の乱れなどで太りやすくなると言われますよね。

その原因が腸内細菌にあったかもしれないんです。

「睡眠の乱れ」と「食事の乱れ」は大敵

マウスの実験で、わざと時差ボケをさせて腸内細菌を調べました。

すると禁煙の話でも出てきた「バクテロイーデス門」の細菌が減少したそうです。

全体の44.6%から38.7%になったそうです。

 

さらに「バクテロイーデス門」の細菌は、高脂肪な食事ほど、睡眠の影響を受けやすいようです。

時差ボケや寝不足、不規則な睡眠をして、食事も乱れてしまうと「バクテロイーデス門」の細菌は全体の7.5%にまで減少することが結果として出たそうです。

 

睡眠が乱れた上に食生活まで乱れると、腸内フローラは肥満しやすい状態になってしまいます。

睡眠の質と腸内フローラの関係

布団に入っても寝れない不眠症の女性

睡眠の質にも腸内フローラは関係しています。

便秘の人は、中途覚醒時間の割合が大きくて、睡眠障害を起こしていることが多く、昼間でも強い眠気を感じる人が多いという研究結果が報告されています。

他にも便秘の人は、睡眠の不規則性も多くみられたそうです。

 

腸内細胞の細胞壁の成分として含まれている「ムラミルペプチド」が睡眠物質として使われているといいます。

これが睡眠誘導の役に立っているそうです。

 

睡眠が乱れれば腸内フローラも乱れるし、腸内フローラが乱れれば睡眠も乱れるという悪循環の恐れがあります。

ですので片方だけを改善するのではなく、両方から改善を行うことが大切ですよね。

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