腸内フローラで血圧・血糖値が下がる。ぽっこりお腹は243倍も・・・

血管は僕たちの身体を組織する37兆個の細胞に栄養や酸素を運んでくれる大切なものです。

ですので、健康な身体を保つには、血管を大切にすることはあなたもご存知ですよね。

実は、その血管と腸がすごく密接に関係しているんです。

腸内フローラと血管は工場と運搬

脳~胃~腸

どんなにいい商品が工場で作られたとしても、それが僕たちの手に入らなければ喜びも満足も得られませんよね。

僕たちの身体を作っている細胞たちもそれと同じです。

腸(工場)でどんなに身体にいい栄養を取り込んだとしても、また腸内フローラにより身体によい物質が作られたとしても、それが血管(運搬)により体中の細胞に届けられなければ身体は健康になれません。

持ちつ持たれつの管仲間

腸も管、血管も管、”管”繋がりの腸と血管はお互いが持ちつ持たれつの関係です。

血管が体中に栄養や酸素を届けていますが、腸も血管により栄養や酸素を届けられて活動しています。

その血管は腸から栄養や有用な物質を受け取っています。

:栄養を取り込む、有用な物質を作る。

血管:栄養、有用な物質を吸収し状態のいい血管になる。腸を含む体中の細胞に栄養などを届ける。

:血管から栄養や有用な物質を受け取りいい状態になり、また取り込んだ栄養などを血管に吸収させる。

このように、

腸が健康であれば血管も健康になり、血管が健康であれば腸に栄養を送りこんで腸も健康になる。

お互いが支え合って体の健康を保っているんです。

ですので、どちらかが悪ければ、身体中の細胞が元気になれません。

腸も血管も両方をケアする必要があります。

ぽっこりお腹は、高血圧・高血糖値になりやすい

男性のぽっこりお腹

色んな病気の原因として高血圧、高血糖があります。

血管の異常です。

 

最近お腹がぽっこりとしてきていませんか?

要注意です。

そのぽっこりお腹ではオジサン、オバサンに見えて一段と老けて見られてしまいますよ。

でも、僕が言いたいことはそんなことじゃないんです。

見た目も大事ですが、ぽっこりお腹の中は内臓脂肪なんです。

 

脂肪にも種類があり、良い効果を出してくれる脂肪もあれば、悪い効果をもたらす脂肪もあります。

残念ながら「内臓脂肪」は”悪い脂肪”です。

内臓脂肪型の肥満になると高血圧、高血糖になりやすくなります。

血管に異常が発生します。

 

ここからは少し怖い話ですが、あなたの身体にとって大事なことなので、目をそらさずに読んでくださいね。

肥満、高血圧、高血糖値、中性脂肪が揃うと突然死が近い

血圧測定器

ぽっこりお腹の内臓脂肪型の肥満になると、「高血圧」「高血糖」になりやすくなります。

そして血液がドロドロになってしまい、血栓ができやすくなってしまうんです。

更には、脂肪がどんどん蓄積されていくと、「遊離脂肪酸」となり血液中に流れ出されてしまいます。

それがエネルギーとして使用されればいいのですが、残ったものは肝臓でコレステロールや中性脂肪に変換されて、また血管内に戻ってきます。

こうやって内臓脂肪が増えるたびに、血管内にコレステロールや中性脂肪など有害な物質が増えていくんです。

 

怖いですね、でもまだまだ怖いことがこれから起こるんですよ・・・

 

血管内に有害物質が増えてる状態が続いてると、血管は段々としなやかさが無くなって固くなってしまうんです。

そして血液にコレステロールがたまっていくと血管内が狭くなります。

つまり血液の通り道が狭くなり、血液が滞る。

「動脈硬化」です。

 

動脈硬化になれば、血液が身体中に行き渡りにくくなるってことです。

血液から栄養や酸素が行き渡らなければ全身が老化してしまいます。

 

そして動脈硬化と言えば、あの怖い病気「心筋梗塞」や「脳梗塞/脳卒中」の恐れが出てきます。

メタボリック「3倍の法則」

焦るぽっちゃり中年男性

ぽっこりお腹(内臓脂肪型肥満)、高血圧、高血糖、中性脂肪の増加、善玉(HDL)コレステロールの減少。

これらはメタボリックシンドロームと診断するときの項目です。

健康診断でお腹周りを測りますよね、内臓脂肪を調べてるんですね。

腹囲:「男性85cm以上」「女性90cm以上」
が基準で、以下の項目の内、2つ以上当てはまるとメタボと診断されます。

  • 高血圧:「上が130mmHg以上」または「下が85mmHg以上」
  • 空腹時の高血糖:「110mg/dL以上」
  • 高・中性脂肪:「150mg/dL」または、低・HDLコレステロール:「40mg/dL未満」

 

メタボであることの怖さが何かというと、

「3倍の法則」です。

3倍の法則とは

健康な人と比べ、メタボの人は約3倍、「心筋梗塞」「脳卒中」になりやすいという法則です。

しかもメタボの診断項目である「肥満」「高血圧」「高血糖」「高・中性脂肪/低・HDLコレステロール」それぞれに3倍です。

 

もし、「肥満」「高血圧」「高血糖」「高・中性脂肪/低・HDLコレステロール」の4つとも異常だとすると、

「3×3×3×3=81」

81倍血管の事故になりやすい

 

そして喫煙者であれば、さらに3倍リスクがあがります。

243倍「心筋梗塞」「脳卒中」になりやすい

 

恐ろしいくらい病気の確率が上がります。

太れば、「高血圧」「高血糖」になりやすいです。

そうなれば、「高・中性脂肪」も増え「善玉コレステロール」も減ります。

 

太るということは相当に恐ろしいことが分かりますよね。

さらに追い打ちをかけるように、もう一つ恐ろしい話があります。

もう聞きたくないかもしれませんが、健康になるための意思を強くするためにも知っておいてください。

エイリアン脂肪が毒を送る

帽子にコート姿のエイリアン

運動不足や不摂生が続き、どんどん内臓脂肪ついて太っていくと、やがて脂肪が行き場を失います。

皮下脂肪にも内臓脂肪にも入りきらなくなるんです。

すると今度は、臓器につき始めます。

「心臓」「肝臓」「筋肉」などです。

本来ならば脂肪が居るはずのない場所なため、「異所性脂肪」と呼ばれています。

本来ならばつくはずがない場所に余計な脂肪がついているため、僕たちの身体の免疫細胞は異物だということで反応します。

余計な脂肪たちを毒素で溶かそうとするため、臓器にもダメージを与えてしまいます。

 

そんな状態を放っておけば、「肝硬変」、「肝臓がん」になります。

心臓であれば、心臓についた脂肪は冠動脈に細い血管を伸ばし、毒素を送り込み「狭心症」「心筋梗塞」になります。

 

突然パタっと帰らぬ人に・・・

 

進行もはやく、背後から突然襲い掛かってくる脂肪ということで、「エイリアン脂肪」と呼ばれてるそうです。

肥満の原因は腸内フローラで解決

内臓脂肪や異所性脂肪、恐ろしすぎですよね。

太ることの恐ろしさが分かったと思います。

でも、うれしいことに、これらの脂肪はつきやすいですが、取れやすいです。

そのカギを握っているのが「腸内フローラ」です。

やっと出てきましたね。

腸内フローラとは? 腸内環境を改善するとどうなる?

太らない腸内フローラとは

瞑想する女性

何でも食べすぎれば、エネルギーとして活用しきれなくなり、余った糖質やたんぱく質、脂質は、脂肪細胞に中性脂肪として蓄えられてしまいます。

これが太る原因なのです。

この脂肪細胞が脂肪を蓄えることをストップさせる物質があります。

「短鎖脂肪酸」

これを腸内フローラで作ってくれるんです。

短鎖脂肪酸とは

状態のいい腸内フローラであれば、短鎖脂肪酸が作られます。

短鎖脂肪酸は他の栄養素と同じように腸から血管へと吸収されて血液で運ばれて行きます。

肥満の原因である脂肪細胞が、「短鎖脂肪酸」を見つけると、余分な栄養素を中性脂肪として蓄えることをストップするんです。

つまり、脂肪を蓄えないので、肥満になることを防いでくれるんですね。

また「短鎖脂肪酸」は交感神経を刺激し、体温上昇や心拍数を上昇させてエネルギー消費を即してくれます。

 

腸内フローラで「短鎖脂肪酸」をたくさん作ってもらえれば、太りにくい身体になれるということなんです。

短鎖脂肪酸を代謝して吸収する腸内フローラ どんな効果がある?

 

太らなければ、血管も健康、そして腸も健康、腸が健康なら「短鎖脂肪酸」も作られる。

良いサイクルが出来そうですね。

短鎖脂肪酸を作るには「水溶性食物繊維」

食物繊維の多い野菜

では、僕たちの腸内フローラで「短鎖脂肪酸」を作ってもらうには何が必要か。

それは、善玉菌の餌となる

「水溶性食物繊維」

善玉菌は水溶性食物繊維を餌に代謝物として「短鎖脂肪酸」を作り出すことが分かっています。

正確には、バクテロイデス門という日和見菌も「短鎖脂肪酸」を作ってくれます。

詳しくはこちらの記事もご覧ください。

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最後に

今回の記事で知っていただきたかったのは、腸が元気でなければ血管も元気ではない。

その逆も然りで、血管が元気でなければ腸も元気ではない。

両方をケアして欲しいということです。

 

そして血管の元気をなくす原因である肥満について、どれだけ恐ろしいことなのか。

その肥満を防ぐ方法です。

善玉菌の餌となる水溶性食物繊維が豊富な食事をして、善玉菌を増やします。

増えた善玉菌が餌をくれたお返しとして「短鎖脂肪酸」を作ってくれます。

そして僕たちの身体は太りにくくなります。

 

ただ、短鎖脂肪酸さえ作り出してもらえば僕たちの身体は健康が保てるわけではないです。

適度な運動にバランスの良い食事は大事です。

 

でも同じ食事をしていても、短鎖脂肪酸が作り出されるかどうかで、つまり腸内フローラがいい状態かどうかで、太りやすいか太りにくいが変わってくるんです。

幸せな6人家族
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